なんでもかんでも [うつ病]
経済状況が逼迫している中、息子の小学校から配布された一枚の紙。
「就学援助精度の申請」
去年は知らなかったんですよね。知ってたら絶対に申請してたんです
けどね。
障害者年金は主治医が診断書書いてくれないし、そもそも申請通らない
って言われてるし、障害者年金3級を申請するにしても審査がきびしいと
聞いています。
生活保護は相談に行っていないのですが、こちらも未だ今の会社に雇用
状態にあるという状況があるし、 貯金が妻のパート代を含めてまだ半年
以上生活できるだけの金額があるので、いくら主治医から
「まだ働けない状況である」という診断書があったと
しても難しいでしょう。
ですので、少しでも助けになってくれる制度があるなら、とことん利用した
いと考えています。
いくら支給されるのか、支給方法はなどわからない点が多いんですが
ひとまず学校には、この就学援助の申請はしておきました。
理由をごちゃごちゃと一杯書いたので、きっと通るでしょう。
生活保護については、来週辺りに地域の保護課で一度相談してみたい
と思います。
（まぁ、おそらく「働けるんじゃないの？」の一言で終わっちゃうかも
しれないですけどね。そういう一言一言が落ち込む原因になって
怖いんですが･･･）
※リンク※
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とうとうやってくれました。 [気になること]
- 作者: 潮 匡人
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 新書
とうとうやってくれました。
昨日、北朝鮮が人工衛星打ち上げと称してミサイルの発射を強行しました。
これは、大変な脅威です。
幸いにして、日本本土に命中、落下部物等はなく、太平洋に落っこちたそうですが、
日本の迎撃体制、防衛体制にとっていろいろな問題を提起してくれました。
まず、自衛隊による防衛出動。
イージス艦や地上配備型のPAC3の配備ですが、イージス艦は特に問題はなかったと思います。
ですが、PAC3の方はいささか問題があったと思います。
特殊緊急車両ではないとのことで、一般道および高速道路による移動をよぎなくされたわけです
が、時間がかかりすぎです。今回は予告ありでしたので、それに対応する形で移動時間をもらえ
たわけですがあまりにも遅すぎです。実際の戦争状態になったら、そんな悠長な事はいってられ
ません。せめて主要都市に配備するぐらいの設備は持ちたいものです。それに一番お粗末なの
が、車両事故。ずさんすぎ。初めてのこととは言え、もっと訓練をつんでほしいと思います。
次に、4/4の発射予告初日の対応。
Em-Netでの誤探知。さらに秋田ではEm-Netの誤探知よりも前に誤報が入り、それをもとに住民
に知らせてしまったとのこと。どちらも人的ミスのようですが、これはいただけません。いたずらに
国民に恐怖心を植え付け「おおかみ少年」の話ではないですが、「おおかみがきたぞ～」の一報
ごとに信頼感がなくなります。
ただ、評価べき点もあったかとは思います。当初Em-Netでの連絡では５分～１０分程度かかる
と言われていたのですが、３分程度で報告が迅速に行われたそうです。これは、有事の際にす
ばやく対応がとれたという点でよかったことだと思います。まぁ、もっと早くするように今後に期待
したいものですけどね。
最後に、発射されたミサイルの迎撃。
北朝鮮の軍事技術もどんどん進化しているようです。人工衛星打ち上げと称して、北朝鮮の国
営放送では成功し、金正日総書記の歌や国歌を特定周波数で流し続けているとかアホな事を
報道して、後で、アメリカの人工衛星の監視部局から、確認できない、つまり失敗したと世界中
に笑いの種をまきちらしたわけですが、精度は問題があるにせよ、仮にも、日本の上空をはるか
に飛び越えるミサイルを保有している事になります。
たくさん持っていると言われる短距離ミサイルでは、精度は多少なりとも向上しているのではな
いかと気になります。そこで日本の迎撃、防衛体制ですが、まだまだ未熟なような気がしてなり
ません。北朝鮮は、独裁国歌でしかもならずもの国歌です。恫喝外交のような事を平気でしてく
る国です。日本が対応を誤れば、一触即発の危機に直面する可能性も少なくないと思います。
今回、政府では平和的手段として安保理決議１７１８違反を訴えるようですが、平和的手段だけ
ではもう抜き差しならないところにきてるような気がしてなりません。もっと軍事的な手段を強化
する必要があると思います。確かに今は１００年に１度の経済不況といわれ、そんな経済状況
に政府がないことも事実ですが、国民を守らずして、経済なんて語ってる場合ではないのはあき
らかだと思います。現実的には、経済対策と同時並行して軍事的な強化も行っていくしかないと
思いますが、ぜひ迎撃・防衛技術の研究・開発に力を入れてもらって、実用化を早め、訓練をし
てほしいと願います。
本音を言えば、北朝鮮は、他人の家ごしに砲丸投げをしてくるような国です。ですので、アメリカ
などが、イラク戦争の時のように「危険な平気を隠し持っている」と称し、戦争をふっかけてもらい
たいです。自衛隊もそれに追従する形というか北朝鮮の人民の困窮を救うため、拉致被害者を
救出するためと称して、出動して徹底的に現体制を壊してもらいたいですけどね。
偏見と誤解と [うつ病]
すでにニュースでご存知の方が多いかと思いますが、自民党の笹川堯総務会長は１４日、
大分市内での自民党県連大会で、
「今、学校では、うつ病で休業を続ける先生がたくさんいる。国会議員の中には１人もいない。
そんなに気が弱かったら務まらない」
と述べたそうです。この発言は、いろんなニュース記事を見ると、中山成彬・前国土交通相が、
日教組や大分県の教育について批判したことに触れる中で述べたそうで。笹川会長は
「（教員には）自民党を支持する人ばかり作ってくれと言ってるわけではない。良識ある人を
作ってほしいということ。知識だけでなく知恵がないと苦しい時に我慢できず、ばたっと
突き当たる」
と続けた後、この発言をしたそうです。
２重の意味でこの方の発言は、偏見と誤解とが含まれているようです。
十分な知識も見識もない方が選挙で選ばれているという事実を大変恥ずかしく思います。
まず、最初の発言ですが、「うつ病＝気が弱い」と取れる発言内容です。
これは大変な間違いと言わざるを得ないと思います。ボク自身もそうですし、色々知っている
患者仲間の中にも「気が弱い」人なんていないです。
逆に「気が強すぎ」て「柔軟に対応できなかった」から「心が折れてしまった」人が多い気が
します。確かに「病後」は気が弱くなるというか自分を責めて悩み苦しんでしまう人が多いので、
そういう見方もあると思いますが、病気になる前、直前は逆に「気が強く、根性があって、
責任感がありすぎて、曲がったことがキライ」な人が多いと思います。だから、何百時間もの
残業時間に耐え、上司のパワハラに耐え、介護や育児のストレスに耐え、児童・生徒や同僚や
上司、ＰＴＡや親御さんなどからのストレスに耐えてしまって、心がストライキを起こし、体に
危険信号を出し、脳の機能をストップさせ、うつ病になってしまったのです。
ここで確かな問題点があります。それは、これらのことで発症された方々には柔軟性がなかった
ことです。例えば、「仕事を断る」とかね。その点では「意志（気持ち）が弱い」と言われてもしかた
ないかもしれません。
しかし、うつ病患者の多くは、「仕事を断ると他の人や上司などに迷惑がかかるから、自分でなん
とかしよう」と自分で責任を背負い込んでしまうのです。だから、一概に「弱い」とは言い切れないと
思います。
うつ病にならない人は、同じ事をしていても（言い方が悪いですが）こういう場面での逃げ方・世渡り
がうまいのでしょう。
国会議員の方々も同じように記者会見や国会の審議や答弁をテレビで見ていても責任追及の
場面では非常に上手に逃げていらっしゃる。だから、うつ病 にはならないのでしょうね。
参考までに、日本生物学的精神医学会の倉知正佳理事長らが１５日、『うつ病と気の強さ弱さとの
関係は指摘されていない』とする声明を出したそうです。『典型的なうつ病はきちょうめん、仕事熱心
で責任感の強い人がなりやすいといわれている』と解説しているそうです。
うつ病をあまりよく知らない方のために、もう一つ参考になるホームページのリンクを載せておきま
すので、読んで見てください。
「8人に1人が苦しんでいる！「うつ」にまつわる24の誤解」
http://diamond.jp/series/izumiya/bn.html
「一応」見識ある国会議員の方ですら、「うつ病」に関して偏見や誤解があるというのですから、
一般の方にはまだまだ偏見や誤解があるのでしょうね。残念ですが、ボク一人の力ではどうしようも
ないことです。 せめて、こうしてブログにでも書くぐらいしかないです。
さて、次の発言ですが、教師は「知識だけでなく知恵がないと苦しい時に我慢できず、ばたっと
突き当たる」とされているようですが、中には確かに知識だけの人もいるでしょうし、大学卒業したて
の教師の方は、失礼ながら知識偏重だと言わざるを得ないでしょう。しかし、ほとんどの教師の方は、
児童・生徒をどうやったら導いていけるか、それはもう日々、毎日研鑽されています。教師同士の
研修会や発表会などでも、 授業研究だけでなく学級運営にいたるまで、知識を知恵に変えようと
努力されています。ぱたっと突き当たっても、それを打ち破るべく毎日、児童・生徒と向き合って
格闘しているんです。
それに対して大変失礼な発言でしょう。ボクは教育現場にいるわけではありませんから確かで
正確なことはわかりません。ですが、教師である姉などから話を聞いていると、今は教師一人で
解決できない事は、学年主任などに相談したり、チームで当たったり、または学校外での研修など
によって解決策を見出していると思われます。ただし、教師の世界は、やはり授業中は担任一人
の世界です。授業中に困った事が発生したからと言って他の教師が割り込んでくることは滅多な事
ではありえないでしょう。
その点では、一般の会社と違う点です。一般の会社では、例え一人で担当していても失敗したり
緊急事態が発生した場合は、すぐに上司や先輩に報告し、判断を仰ぐ体制が整っていますからね。
そういう意味では、授業中は教師の力量が問われる重要な局面と言わなければいけません。
この重要な局面に立ち向かう力を養うのが、笹川会長が言っている「知識を知恵に」という事なの
でしょう。しかし、大学卒業直後の教師にはなかなかこの点が難しいと思います。経験も含めた知恵
が少ないですからね。ボク個人の意見としては、一般の会社のように「ホウ・レン・ソウ」をしっかりと
新人の教師に植え付け、それを バックアップする体制を学校に作って欲しいですね。そうすれば、
かなりいい学校教育、公教育になると思います。 または、一定期間、世間というものを味わって
もらうために企業に奉公に出すというのもいいかもしれません。まあパワハラはまだあるにせよ、
いまどきセクハラなんかしたら首が飛びますからね。
昨日今日話題の、女子生徒のサイズを測ろうかなんてバカ教師は、こういう制度を採っておけば、
学校社会以外の一般的な社会を知り、いなくなる可能性が高いと思いますね。
ということですが、この笹川さん、前にも不適切な発言をして謝罪してますよね。愛媛県立宇和島
水産高校の実習船「えひめ丸」と米原潜との衝突事故と当時の森内閣の退陣をかけたくだらない
失礼きまわりない発言です。
こういう厚顔無恥な発言を繰り返しているからこそ、「うつ病」にもならないんじゃないかと思います。
また、この方こそ「知識が知恵になっていない」んじゃないかと思います。
この発言にどう回答するのか見物ですが、今もってメディアは発言時に騒いだっきり、とりあげて
くれません。まあ、土日だったのも災い(笹川氏には幸い？）したのでしょう。
とりあえず俺は「うつ病」に関する発言には腹立たしさを覚えましたので、彼の公式ホームページ
からメールで、無論匿名ではなくちゃんと氏名、住所連絡先を明らかにした上で、意見しておきま
した。回答が楽しみですが、どうでしょうね。回答するんでしょうか？
捨てられました [うつ病]
2006年12月末に会社に復帰してから、なんとか頑張ってきましたが、
会社側の無理解により、2007年4月にあんなにも誇りにし、頑張ろうとしていた技術職から
サポート系技術職に移動となり、その後、体調を崩して、人事および上司から休養するように
とのお達しを受け、2008年2月より休職の運びとなりました。
休職直後は、すぐに病院に入院。2008年5月初旬に退院し、自宅でリハビリを行っていました。
その間色々と調べた結果、個人では職場復帰には無理があると判断し、障害者職業訓練
センターのうつ病専門のリワーク支援を受けようということにしましたが、これには主治医および
会社の同意が必要とのことで、センターの人と一緒に2008年8月に会社の人事へ直接交渉を
行いました。
ところが、人事からは
「会社はリハビリ施設ではない」
「もうあなたのいる場所は、会社のどの部署にもない」
とのきついお達しで、結果、会社の同意が得られず、リワーク支援もお流れになりました。
まあ、会社の言わんとしている事もわかります。会社は利益を生み出す集団であって、病人の
リハビリ施設ではないのは当然です。しかも、今回の休職で4回目ですからね。会社側からの
信用度もゼロというものです。
会社としては、間接的な言い回しで、退職勧告を行い、自己都合退職させようというつもりでしょう。
この不景気ですから、余分なしかも信頼性にかける半病人、障害者を雇っている場合じゃないの
が本音でしょうね。俺だって、会社の人事なら、同じ事をするでしょう。
会社の人事とはそれっきりです。異動先の上司とは連絡とってますよ。すごくいい上司です
からね。俺の病気の事も十分に理解してくれ、仕事も回復度合いを見ながら少しずつ与えてくれ、
つらいときは適切な助言をくれていましたからね。今でも月１回の報告をすると、必ずと言っていい
ほどいいアドバイスをくれます。
しかしながら、会社からは捨てられました。完全に。残念ながら。
他の会社を当たるしかない状況です。
今は、この病気になる原因ともなったバリバリ仕事をしていた頃に貯めた貯金を切り崩し、
妻にはパートに出てもらって、切り詰め切り詰めて生活していますが、中々、主治医からは
転職活動OKのゴーサインが出ません。経済的にはどんどん苦しくなっていっていますが、
ゴーサインが出ないことには、今の会社とも完全に切れるわけではなく、転職活動も始められない
ので、ガマンしてリハビリの毎日です。
病状として残っているのは、後は睡眠障害ぐらいですね。夜、入眠はスムーズですが、眠ってから
2時間もすると目が覚めてしまって2～3時間は、眠れない状況になります。その後また、眠れるように
なりますが、後はもう朝まで、ものすごく浅い眠りで、全然眠った気がしません。それが、治れば
（集中して5～6時間眠れる事）、ゴーサインが出るでしょう。
ちなみに、この眠れない時間、何をしているかというと、ジョギングと剣道の素振りをしています。
ジョギングは10キロちょいを1時間かけて走ってます。素振りは、素振り用の木刀（約９００ｇ)を
２００回振っています。なので体力および集中力は随分と付きました。
この４回目の休職では色々なことを学んでいます。また、体の変化もすごいです。
入院直後に８３キロあった体重は、今現在はなんと６３キロまで減っています。今年運転免許の
更新がありますが、免許書の写真と、更新用の写真は別人です。ズボンのベルトは、穴が２つ以上
縮まりました。靴も服もぶかぶかです。でもお金がないから、買えない状況です。
この俺にとってはどん底の状態から、みごと這い上がってみせたいと思っています。
と言っても以前の自分に戻るのではなく、考え方も行動も変えて、うつ病にならない・なりにくい・
再発しにくい自分に変えて頑張って行きたいと思っています。
どうぞよろしく。
気分の落ち込み [うつ病]
今週は、気分の落ち込みが激しくって、朝は妻の助けもあって起きられるんだけど
仕度をして朝食を取ってる間に気分が落ち込みました。
そのせいもあって、先週は、月曜日しか会社に行ってません。
火曜日から金曜日までお休みしちゃいました。
４月そうそう異動で他の部署に移った疲れもあると思うけどね。
多分５月病のようなものだと思ってます。
来週は会社に行けるといいなぁ。
だって、このまま休んじゃうともう２度と会社行きたくない気分になっちゃうからね。
それに、少ない有休もあんまり使っちゃうとなくなって、欠勤になっちゃうからね。
欠勤って痛いんですよ。
給料とボーナスに多大な影響を与えるから。（それは今年の２月３月に経験済み）
妻と両親は、僕の病気のこと理解してくれて、「無理はしないように」って言ってくれてる。
でも、会社は違うんだよね。会社の利益に貢献できない僕のような人間は要らないって
はっきり言ってくるから。まぁ、転職する気はないよ。だってどこの会社に行っても同じ事だから
今の会社にいる方がまだメリットがあるしね。
会社に復帰して早１ヶ月と半分 [うつ病]
めちゃ、ご無沙汰してました。
とってもお久しぶりです。はい。
正月明けから職場に復帰しました。１月５日からです。
ようやく２月も半ばになりました。
でも、職場では、まったく仕事がありません。
というか上司も同僚も、「お前にかまってるヒマなんかねぇ～」
って感じで、一人ぽつんと椅子に座って、ただただ時間が過ぎるのを待っています。
という事情もあって、精神的にとても辛い状態です。
それに１年以上も会社に行ってなかったので、体力的には大丈夫と思っていましたが、
全然ダメでした。会社に行って椅子に座ってるだけなのにとっても疲れてしまいます。
会社の産業医と相談して２月は週４日間だけ勤務するようにスケジュールを組みましたが
それでも「この疲れ」はとれませんね。休日は一日中寝て過ごしてるような状態です。
しかも「この疲れ」は精神的なものでもあって、会社から帰っても中々寝付けません。
寝ないと次の日仕事にいけないから、導入剤を使って平日は寝てます。
神経が高ぶってるというか逆立ってる感じですね。
同じ職場の先輩で僕と同じように１年以上も休職して去年１０月に復帰した人にも話を
聞きましたが、やはり同じような感じだったらしいです。でもその先輩は、仕事は軽いものを
貰ってたようです。僕の場合は、年度末なので病人用の仕事を与える余裕が職場にない
のでしょうね。
普通に会社行って、仕事して、残業してる人を見ると尊敬します。
以前の自分だったらできていた事ですが、今は完全に出来ない君です。
早く体がサラリーマンに慣れてくれるのを信じて、今は頑張ってます。
たまにへこたれそうになるけど、前のように落ち込んだりはしませんよ。
だって、家族養ってる身だからね。
どんなに困難な道であろうと、ゆっくりでもいいから前に進みますよ。
時々立ち止まったりするけど、後戻りはしない事に決めてます。
まぁ、なるようにしかならないって感じでしょうかね。
日本版ホワイトカラー・エグゼンプション [気になること]
日本版ホワイトカラー・エグゼンプションって、何？
労働者にとって、「過労死してもいいです。問題にしません」の宣告書なんじゃないかなぁ。
そりゃ企業にとってはありがたい制度だと思いますよ。
だって、残業代という人件費を出来る限り圧縮して、利益を減らさずにいられるんだから。
もちろん、一握りの人達は、成果主義っていうおいしいのかおいしくないのか
わからない精度で、恩恵を受けてますけどね。
そんなのほんの一部にすぎないと思いますよ。それに残業代貰った方がよっぽど
家計の足しになる。
うちの会社ももう何年も前から管理職とその一歩手前の役職には、この
「ホワイトカラー・エグゼンプション」というか「裁量労働制」ってのが制度として
確立されてますけどね、よくよく考えると管理職はいいんですよ。その制度に乗っかっても。
だって、本当に自己の裁量で仕事を切り盛りできてるんだから。そして成果主義も
当然、半期ごとに目標を立ててそれに向って部下達をたきつけて成果を上げられるから。
でも、管理職一歩手前の役職では、実際のところ裁量なんてありません。
だって管理職から仕事を管理されてるんだから。おかしいでしょ裁量できてるなんて。
まあ、営業の人達は裁量で動けるかもしれないけど、一般の技術屋さん達は無理。
言われた仕事をノルマのこなすように、延々と続く残業地獄の上でなんとかしのいでる。
これじゃ、壊れちゃうよね。僕ははっきり言って壊れました。
ってか壊されましたよ。
上司にね。
それも、2度もね。
そのせいで、今は3回目の休職中です。
ところが、明日から、復帰です。今度は壊されないように防備しますよ。
最新の注意を払ってでもね。だって、壊されて迷惑するの自分と家族だもん。
裁量労働制を逆手にとって、まさにやれる仕事だけしかしません。
やれるノルマや目標しか立てません。
それで、文句言われる筋合いないもんね。
あ～、もうイヤ [家族]
もうイヤです。
頭の痛い問題です。
さて、何でしょうね。
どう解決すればいいんでしょうね。
困ったもんです。
俺の奥さん。
俺の実家が大キライ。
一番キライなのは、お袋。
なんでも押しの強いところと自分の都合のいいことしか言わないところとか
まぁ、あと一杯あるそうだが、キライだそうだ。
でも、親父はもう６５歳で来年から年金生活者。
お袋は６２歳であと３年もすれば年金生活者。
ってか、もう若くないんだよね。平均寿命８０歳からすればまだまだあと１５年もあるけど、
逆にマイナス思考的に考えると、あと１５年しかないんだよ。
だから、その間のどっかで俺は実家に帰るつもり。
しかしだ。妻はイヤがってる。
当初予定通り、『俺』の定年までこっちにいるつもりだ。
こっちの方が便利だし、なにより、「俺の親に監視されないですむ」からだ。
妻の実家だって同じだよ、義父母は俺の親父と同い年だからね。
何かあってからじゃ遅いんだよね。
だから今のうちから考えておかないと。
幸い、俺の実家と義父母の家は車で１時間の距離だから
一番の解決方法は、俺達家族が実家に帰ってしまえばすむ話。
だけど、そうは問屋が卸さないんだなぁ。
この話をすると妻はイライラする。
もちろんっていうか当然俺もイライラする。
俺の考えが古風だってのは認める。今風じゃないってことはね。
だけど、自分の親だぜ。
いくら親の方が先に死ぬのが当たり前とはいっても、
勝手に死なれたら困る。
少しぐらい親孝行させてほしい。
でも、妻は今風。
親孝行も頭では分かってるけど、感情がゆるさない。
なぜか。
それは、俺のお袋がキライだから。
あ～、困った問題だよ。本当にさ。
「頑張る・我慢する」ことの是非 [気になること]
日本人の特性として、というか昔からの美徳として挙げられてるものに
・頑張る
・我慢する
なぁ～んてのがある。
俺の今の考えを先に述べると、
「くそくらえ！！」
ってのが過半数を占めてる。
悪い事じゃないよ。どっちもね。
頑張ってその成果を物にするってのは、いいことだし、資本主義国家である以上は当たり前。
我慢してその苦労を乗り越えるってのは、いいことだし、苦難のこの時代には当たり前。
もちろん、昔っから当然みんなそう思ってやってきたし、
それをやれてこそ、まがりなりにも立派な大人としてとか一流として認められてきた。
でもしかしだ。
それが「できない」というか「やっちゃダメ」な人達がいる事を忘れてはいないだろうか。
つまり、昨今多い「いじめを要因として自殺した人達」がそれだ。
彼ら彼女らは、いじめに耐えて頑張ったり、我慢してはいけない人達だったんだ。
それが周りの雰囲気に惑わされて、頑張って我慢に我慢を重ねた結果、精神的な重圧に
心が耐えかねて、死んでしまったのだ。
程度の問題である。何事もほどほどがいいのである。当然だよね。
でも当然として認識してても、そう行動できないのが人間である。
彼ら彼女らには、特別な何かは必要なかった。周りの助けも必要じゃなかったかもしれない。
でも、心の中に「もっと」頑張らないととか、「もっと」我慢しないとって意識が強くあった。
そしてそう行動しちゃったんだ。
だからこそ、これからの教育（家庭内教育も含めて）では、程度を学ぶ必要がある。
情報教育なんかで行われてる、取捨選択。あんな感じで、自分に必要なものだけを
見極めて、それだけ頑張る・我慢するって教育が必要だと思う。
そして、さらに重要なのは逃げ場を常に作っておくこと。
兵法にもあるよね。窮鼠猫を噛むような自体を自分自身で招かないように。
常に、ここに逃げれば大丈夫って場所を心の中でもどこでもいいから作っておく。
そういう意識的な教育が必要だと思う。
家庭や親でもいいし、仲のいい友達でもいい、もちろん先生や外部のいじめ110番みたいな
所でもいい。空想の世界を持つのだって良い事だ。
そうすれば、いじめを要因とした自殺は減る。きっとね。
そういえば、今日買った漫画雑誌には逆説的だが面白い案が書いてあったなぁ。
いじめられてどうしても耐えられなくて死ぬ事を選んだら、必ず遺書をいじめがあったと
明確に書いておくというものだ。まあ、当然それだけじゃダメで、お世話になった人や両親・家族に
も一言でもいいから書いておく、そしてここが重要だが、書き終わったら、必ず添削するように
読み返すこと。そして自分が亡くなった後のことを想像するのだそうだ。
そうすれば、大抵の場合、両親や家族、お世話になった人や仲のいい人達の泣き顔が
浮かんできて、自分も泣けてくる。そして自殺を思いとどまる。
なるほどね。って思った。
っていうのは、誰も自分自らを殺したくはないって本能みたいなものがあるから、
そこにつけこんだ作戦だ。死のうと思っている人は、実は非常に逆説的だが
「誰かに止めて欲しい」と心の隅で思っているものだ。実際、僕もそうだったからよくわかる。
周りに誰もいない状況でもちろん死のうとするわけだから、誰にも止められない。
でもこの案は、遺書という者によって死を止めてもらおうというわけ。
まあ、逆説的に考えなくても、遺書を書くという行為は、まじめに書けば書くほど
自分を一旦冷静にする必要がある。冷静になればなるだけ、自ら死ぬという行為のおろかさに
気が付く可能性がある。
だから、いい案だと思う。
とりとめもなく書いたけど、何事もほどほどに、思いつめることなくやるのが
今の世知辛い世の中を生きていくには必要なんだと思うよ。本当に。
最後通牒が来た・・・どうする俺。 [うつ病]
とうとう会社から最後通牒なるものが来た。
さっき郵便屋さんから手渡しで貰って来た。
送り主がいつもなら「人事部」とかになってるのに
今回は、会社の封筒で無記名だった。
内容は、
「2006年12月30日をもって、貴職の休職期間が満了となります。
満了にあたり復帰の見込みがない場合は、退職となります。
つきましては、11月10日までに現況報告としまして、
療養の進み具合および復帰見込みの判断を診断書として
提出してください。・・・」
だそうだ。
今日は、天気がよくって気分爽快だったんだけど、
急にこんな手紙来たから、いきなり気分が凹んだよ。
わぁ～ん、どうしたらいいんだろう。(T_T)
あせりと不安で一杯だよぉ～。
でも冷静に考えれば、このまま問題がない状態で推移して
いければ12月に復帰しようって担当医と話したんだよね。
「あせらず、あわてず、あきらめず」に無理しないように
明日からの11月を乗り越えなくてはって、再確認したよ。
まだ「ゆっくり」は大丈夫だけど「のんびり」は捨てる
しかないかなぁ。まずは、12月の復帰。これだ。これが
第一攻撃目標。あせらず、落ち着いて一日一日を大事に
過ごす。そうすれば間違いないはず。ってか間違ったら
いけない。間違ったら、最後だかんね。一家路頭に迷う
準備しなくちゃいけないから。
『落ち着け、俺!!!』
